
SNSは事業者にとって有効なメディア
ネット普及に大きく貢献したものの一つにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)はネットワーキングの略であることから、ネット上で多くのユーザーを連携して繋がれる機能を有します。Twitter(現X)が最たるもので、多くのユーザーとの連携をしながら自己情報の発信、共有ができます。拡散力も高いため災害時などには素早く情報を拡散するのに活躍することもあります。
SNSのメリットとデメリットを知ってホームページに活用する
個人として使用する場合と、事業用でSNSを使用する際には注意すべき点が違います。まずその点を考える前にSNSの基本的なメリットとデメリットを十分理解しておく必要があります。SNSは情報を自由に発信できるものですが、間違った使い方をするとアカウントに制限がかかったり、思わぬ状況になってしまうこともあります。
SNSのメリット
- いつでも自由に情報を世界に発信することができる
- 気に入った他のユーザーを評価したり、フォローして繋がれる
- 宣伝したいこと、主張したいことを何度でも行える
- 有料の広告を使って特定のユーザーに情報を届ける事ができる
- 無料で利用することができる、有料で広告も発信できる
- フォロー数をいくらでも増やすことができる
SNSのデメリット
- フォロワーを増やさないと拡散しにくい
- 定期的に情報を発信する手間が必要
- 実名での発信をする場合特に炎上するリスク配慮必須
- 受け取り側によっては想定外の解釈をされる事がある
ホームページ運営者がSNSを有効活用するには
個人用に趣味の情報発信、情報の収集、友達を見つけるといった使い方なら気にしなくて良い事も、事業用、お店やビジネスのアピールにSNSを活用しようとすると、考え方をより広い視野で考えておくほうが結果に結びつきやすくなります。根本的に目的が違うので結果から逆算した考え方ができれば成功率が高まります。
- SNSの内容を見たユーザーが好意を持つ事が最重要になってくる
- 事業内容に興味を持っている、将来的に利用してくれる層にアピールする
- 発信によって間違った内容によって炎上しないように配慮する
- ホームページとの連携を行ってユーザーを誘導できるようにする
- 商品、サービス、考えを正しく伝えられる内容にする
といった配慮をしながらSNS運営をすることができれば効果的に利用していると言えます。間違った使い方をしてしまうと効果が出にくいばかりか、事業を運営している管理者のイメージを悪化させたり、サービス自体のブランドイメージを害してしまう事もあるので注意が必要になります。こうした辺りは匿名で発信している個人のSNSとは異なる点といえます。
ホームページにSNSを掲載+SNSでもホームページの告知
せっかくSNSでアピールする事ができるので、ホームページとの連携をしていくことで、ネット上でSNSからホームページ、ホームページからSNSへとユーザーに情報に接する機会を増やす事を意識すると効果的です。ホームページがCMSなら(Wordpressなど)SNSを表示する機能があるのでSNSを更新すればホームページで表示する設定にしておくと良いでしょう。
SNS(XやInstagram等)で文章、画像を投稿する際にホームページのURLを入れておくと投稿のたびにホームページの存在、会社名や事業名を告知することもできます。投稿ごとにリンクを入れられるので(Xなど)、ホームページ、ブログを新しく更新するたびにSNSで発信、告知していくというのも効果的です。多くの人の目に触れる事が事業内容を知ってもらうのに大事ですからSNSとホームページを上手に連携していくことが成功の秘訣です。